「自動車工学の基礎理論」

今月(令和元年10月)は、グランプリ出版さんから
工学博士の林 義正 先生の著書
「自動車工学の基礎理論 エンジン・シャシー・走行性能」
が発売となりました。


こちらは、社団法人 日本陸用内燃機関協会発行の
LEMAに連載されていた記事を、項目ごとに分類後に
1冊の本にまとめたものです。

帯の部分も凝っています。



なによりも多くの方にご覧いただきたいのは、
記載の図やグラフは、全部、林 先生が
三菱鉛筆と楕円&ユニカーブ定規で描かれたところです。
(雲型定規を使わなかったところは、堀越二郎技師と同じです)

さらに林 先生はパソコンやインターネットは全く活用されませんので、
ネットの情報をかき集めてできた本とは一線を画します。




理工系を目指す方々、自動車工学にご興味のある方々には
ぜひともお手に取ってご覧いただきたい1冊です。





ヨドバシ.comセブンネットショッピングでもご購入いただけます。

じつは自分は、LEMA誌の連載の当初から、
林 先生がワープロで打ち出した文章と手描きの図を
データ化する作業をお手伝いしてきました。

正直申しますと、ホントに108単元も終わるのだろうか、
と不安でしたが、「必ずやる」のお言葉通り、
ついに成し遂げられました。

そして林 先生渾身の図やグラフを拝見しているうちに、
自分でもできることややるべきことが見えて、
道筋も決まってきた気がいたします。

もっと小中高と勉強していれば、本の内容をしっかりと
理解できていたかもしれないと思うと残念です。

「自動車工学の基礎理論」を理解された方々は、
自分よりずっと確実に、将来のご自分の姿を
想像することができるかもしれません。

コメント