東海大学 ル・マンプロジェクト

7月21日(木)は、富士スピードウェイで、
東海大学 工学部 動力機械工学科 林 義正 研究室
ル・マンプロジェクト Le Mans Project、2011年度マシンの
シェイクダウン(テスト走行)がおこなわれました。

車両の名称はTOP03、エンジンはYR40T(株式会社 ワイ・ジー・ケー製)、
シャシーはクラージュ Courage社製のLC70ですが、
ほぼ学生さんたちの手作りのマシンです。

今回のシェイクダウンで使用する部品も、
設計から製作まで、すべて学校内でおこなわれたそうです。
とくに今年からレギュレーションが変更になり、
さらなる軽量化へ向けて、一丸となって尽力されています。




ル・マンプロジェクトは、エンジン班、ボディ班などの8班、
計 24名で構成、活動しています。
車両や物品の輸送、部品の調達/管理、広報など、
ル・マンプロジェクトを支える取り組み全般も、学生の方々が
おこなっています。

細かいところでは、消耗品の節約など、経費削減にも
積極的に取り組んでいて、
人として、企業として、学ぶべきところは
たくさんあると感じます。


そして今年は、ル・マンプロジェクトの総監督の
林 義正 教授が、「ルマン24時間耐久レース」を主催する
ACO(フランス西部自動車クラブ)から、
2011年の「スピリット オブ ルマン Spirit Of Le Mans」賞を
授与されました。
ル・マン24 時間レースに、教育的付加価値を与えたことが
高く評価されました。
詳細は、神奈川新聞の記事で、ごらんいただけます。

モータースポーツは、ときおり先入観を持たれることもありますが、
レース参戦を通じて、自立/自律した、創造力のある学生さんたちは、
社会人となったときに、とても頼もしい存在であることが
きっとおわかりいただけると思います。

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