カンパンとチェッカーフラッグ

カンパンというと、ものごころついた頃から
必ず家に一個はあるのですが
非常食の整理で、消費期限が近づいてから
やっと食べられる、貴重な?お菓子です。

じっさいには、缶入りではなく
普通の袋に入ったものもあります。
ベタつかないので、運転中に小腹が減ったときなどには
いいかもしれません。

よく噛んでいるうちにほんのり、ジワッと
甘くなってくる感じが、個人的にはとても好きです。

先日、カンパンをいただきながら、
おなじみの缶を眺めていたら、
見覚えのある黒と白の模様が。


なぜここにチェッカーフラッグが?
そこで、缶に記載の三立製菓 株式会社さんに
お電話で問い合わせてみることにしました。

男性数人に対応いただいて、最後に女性の方から
ご説明いただきました。
まず、バグパイプを持ったキャラクターについて。

現在あるカンパンは、昭和5年頃から、
兵隊の携行食として研究開発を重ねてきたそうです。
戦後も軍用の非常食として扱われましたが、
缶に描くキャラクターが、日本兵では
どうしても重くなってしまうため、
戦闘に参加しないが、
士気を高めるために活躍した、
明るいスコットランドのバグパイパーを
キャラクターに採用された経緯がありました。


教えていただいた内容に関しては、
三立製菓さんの公式サイトの
備蓄食糧の歴史とカンパンの由来
や、リクナビでも詳しく掲載いただいています。

なぜチェッカーフラッグかは不明、
とおっしゃっていましたが、
おそらくこのスコットランドのチェックを
表現されたかったのでしょう。

三立製菓さんでは他にも「かにぱん」「源氏パイ」など
長年にわたってお世話になっているお菓子が
たくさんあります。
とくにかにぱんは、高校生の頃たくさん食べました。

最近では、カンパンのように賞味期間5年と長めの、
フランスパン風スナック、缶入プチバゲットも
発売されました。
スーパーで見かけた際には、ぜひ試してみたいです。

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