家の寿命を決めるのは。

8月28日、ゴーヤを採ろうと、
家の西側に横にして立てかけていた
脚立を持ち上げたとき、
外壁の下の部分が崩れて、
その破片が落ちているのを見つけてしまいました。



見回すと、同じ西側には他にも2ヶ所、ヒビが入っていて、
中に空間があるのか、押すとプカプカと前後に動きます。



家は、1999年に、
住宅情報館の城南建設に依頼して建て替えました。
経年で消耗するのはしかたないとして、
こういうことがよくあるのか確認する意味で、
地元の住宅情報館に電話したところ、
専門の部署、「アフター部」を紹介され、
フリーダイヤルで電話しました。

余談ですが、0120で始まる電話番号にかけたとき、
「フリーダイヤルでおつなぎします」
の音声メッセージの間、先方には、
「東京」「神奈川」「栃木」など
同じように県名の音声メッセージが流れています。
フリーダイヤルの電話を受ける仕事に就いていたときに
活用していました。

電話では、女性の方が対応くださいました。
状況を説明すると、

「見ないとわかりませんので担当が確認におうかがいします、
出張費用の3,150円が発生しますがよろしいですか」

さ、3,150円。
それが世間の相場なのでしょうが…

「いま持ち合わせがないので(←とデマカセ)
写真撮って送るので見てください」

と送信用のアドレスを教えていただきました。
「さぁ、写真見てもわかるかどうか…」
と心配そうでしたが、
「いつも写真撮ってるから大丈夫です」
…とはこの際言わないで素直に従い、
画像をメールで送信しました。

その後、メールの返信は来ませんでした。
週末だからそういうものだろうと放置していたら、
こんどは男性から、たしかに画像を受信したことと、
見積書を郵送します、と電話で連絡が来ました。
「見積もりは無料ですから」
ということでした。

送られてきた書類送付状と見積書です。
(個人情報に関する部分は伏せてあります)




見積もり合計84,924円。
消費税、諸経費の3,150円含む。


修理するのは、ヒビが入った西側だけではなく、
東西南北ぜんぶということらしい。
ヒビが入ってなくてもぜんぶ壊して
修理するということかもしれない。
諸経費の3,150円は、ひょっとして
徴収しそこなった出張費でしょうか。

しかし冷静に考えると、
このヒビで家が急に傾くわけではないし、
信頼できる(できればお世話になったことのある)
リフォーム業者と相談して、
再度見積もりをいただいてみようか。

または、プロがやっても14年で崩れるなら、
自分で修理してみようかなという気もしています。
幸い複数のホームセンターがしのぎを削る地域なので、
材料や工具には恵まれています。

家を建ててもうすぐ10年、という方は、
できれば10年を過ぎる前に、
家を建てたときの契約書を見直したり、
家の周囲や内部を見て、
不具合がないか確認されてみてはいかがでしょうか。

コメント