「考えない練習」小池 龍之介 氏 著

先日出会った本をご紹介させていただきます。

「考えない練習」
小池 龍之介 氏 著
小学館文庫


世間にインターネットというものが
出てくる前には、考える必要がなかったことに
人は振り回されがちである。
例えば食べるときは、何も考えずにひたすら
五感に集中してみよう。

ブログやSNSの「いいね!」やコメントに
一喜一憂することなかれ。
認められたい、受け入れられたい、というのは
「慢」という煩悩である。…

ご住職のお話だから、と身構えていたら、
楽に肩の力を抜いて読むことができました。
自分でも不安なことがありましたが、
それに対する回答のような内容もあって、
だいぶ楽になりました。

意外だったのは、ブッダの教えというのは、
「万人と仲良くしましょう」
という博愛的なニュアンスはなくて、
お互いが堕落したり、煩悩が増えるような
関係の人とは距離を置きなさい、と説いているそうです。
なかなか厳しいものがありますが、
むやみやたらに人脈を増やしていこうとすると
きっとこういう方々に出会ってしまう可能性も
高くなるでしょう。


ところで自分が会社にいる頃には、毎朝、
同じ部署の人間が集まって(少ないと2~3人)

「きょうから俺はやるぞー!」
「やるぞー!やるぞー!やるぞー!」
「やってみてから考えろー!」


と左手を腰にあて、右手のにぎりこぶしを
会社の天井に突き上げて大声で叫んでいました。
考える前にやれ、というのも
多少は一理あったのだなぁ(汗)と
ぼんやり思い出しました。


ところでこの「考えない練習」、
帯を取った状態、本来の「本」としての
姿がこちらです。
文庫本の帯はいつのまにか幅が広くなり、
情報量が増えて自己主張するようになりました。


そしてこの本を読んで、自分は宗教とは
無関係の人間ですが、
お葬式や法事などで聞くお経の
意味くらいは知っておこう、
と改めて感じました。
でも関連文書はきっと高額で難しそうだし…
とあきらめかけていたところへ、
偶然、ダイソーにあるのを発見。


現代語訳と解説まで掲載されています。
105円でこの内容は濃いです。
数万円の通信教育もあるようですが、
こちらで予習するのも悪くないでしょう。


《本のご紹介をさせていただきます》
学生が伝統のル・マン24時間に参戦した熱い記録。
数々の逆境や不運を乗り越えて得た自信と生きる力。
「ル・マン24時間ー闘いの真実ー」
ご愛読感謝!
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