自転車用空気入れ活用法

最近タイヤの空気圧が、見た目少し減っている気はするものの、
近くのGSへ行って調整しようにも、機械(エアーフィクサーというらしい)
は日々の使用のせいか疲弊してスースーもれているかんじだし、
別のGSではセルフなのに空気圧を見ていると

「やりましょうか?」

とか

「無料点検サービス中なのでボンネット開けましょうか?」

など、ちょっとのんびり考えよう、というときに
いろいろ心が乱れてしまうことがあります。

さてどうしたものか、とインターネットを検索しているうちに、
偶然このビデオを拝見しました。

車のタイヤに自転車用空気入れで空気を入れる方法 ! ! / 空気圧


そして退職直前の半年間ほど自転車通勤で楽しく通っていた際に購入した
自転車用空気入れを放置してあったことを思い出し、
物置を探してみたら… ありました。

パナレーサーPanaracerのパナはパナソニックです。

自転車用に使っていたときは気づきませんでしたが、
英米仏それぞれのバルブに対応している優れものらしい。
現在販売されている自転車用空気入れでは、この汎用タイプの
形状が多いようです。

車/バイクのタイヤのバルブ形状は、この「アメリカ式」になります。
バルブ形状の詳細と、パナレーサーの使用方法は、
こちらのホームページで勉強させていただきました。

タイヤに空気を入れる ~バルブの種類と空気入れの使い方~【TAKAよろず研究所】


むやみに空気を入れたところで、自転車のように目分量や感触で、
というわけにもいかないので、空気圧を見るエアゲージを入手しました。
ホームセンターで1,080円です。

極力正確な数値を見るため、生産国を確認しました。
単純に現在の空気圧を測定できるペンタイプもありましたが、
空気を多めに入れた後に減圧して微調整ができるボタンが着いたものを選びました。
バルブコア用のドライバーも付属しています。


さっそくGSのエアーフィクサーと同じ要領で、バルブに強く押し当てて計ります。

タイヤが冷えた状態では思ったより低くてちょっとビックリです。
ちなみにエアゲージの説明書には、
「測定は走行前のタイヤが冷えた状態でおこなってください」
とあります。


空気入れの、イギリス式バルブ用アダプタを外したところです。
ママチャリなど当たり前のように使用していた部分です。
いちど何かのはずみで外れてあわてたことを思い出しました。
そもそも外れるものでした(そのくらいバルブの知識は自分にはありませんでした)

バルブのキャップを外し、空気入れの矢印の部分を起こして
バルブにグッと差し込み、弁が開いて「シュー」という音を確認したら、
倒して固定します。


この「シュー」と音がしないまま空気入れを作動すると空気が入っていかないうえに、
バルブに装着したアダプタ部分が外れることがあります。

だいぶ入ったかな?と外すときは、さきほど倒して固定した部分を起こして外します。
せっかく入れた空気が「シュー」と逃げてしまうので、大急ぎでやります。


30回くらい押したでしょうか…やっと純正で指定する空気圧になりました。
寒いときによい運動になりました。エコ、というよりはエクササイズでした…
選挙の結果も見ないで熟睡することができました。

これで、走行する前に空気圧を調整すれば、安心して感触を楽しむことができるように
なりました。GSでは、給油に専念することができます。


また、万能のように思えた自転車用空気入れですが、ホイール形状によって装着できなかったり、
コツがいることがあります。ちなみにスチールタイヤでホイールカバーが着いたものは、
この角度でグッと押し込まないと、さきほどの「シュー」という音がしませんでした。

ホイールカバーを外せば多少は楽になるかもしれませんが、この際ですから
アメリカ式→イギリス式バルブに変換するアダプタや延長アダプタがあれば
スンナリできるかも?(さらには車以外にも流用できるかも?)と想像しています。

その際はまたご報告させていただきます。

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