商品を選ぶ基準とは

ある日、運転中に、ポータブルカーナビが急に無言になり、
信号停止中によく見たら、通電していませんでした。




ここはハッキリ言えますが、
雑で激しい使用方法ではありませんでした。
運転時以外は、家の中でも地図を確認することが
できたので(AC電源付属)、
車内に放置せず、極力大事に扱っていたつもりでした。

そのカーナビの会社は仙台に本社があります。
本体は韓国製、電源コードは中国製です。

2012年10月、車の純正カーナビのタッチパネルの
反応が悪くなり、修理代金見積は約3万円ということで、
それ相当のポータブルカーナビを買うことにしました。

純正カーナビは、その前にも別の不具合で
3万円近くかけて修理しており、
vicsなどの渋滞情報の機能は問題なかったので、
ポータブルカーナビとの併用です。

その不具合のコードに関して問い合わせたら、
インターネットショップでパーツとして
扱っており、送料/税金含めて3,000円前後でした。
保証期間は過ぎているので、実費で買って入手する
方法しかありませんでした。

しかし、また同じものを買ったところで、
仕様変更していなければ同じ目にあうのは安易に想像がつきます。

そこで、その純正の配線の半額程度で買える
インバータを購入しました。
通電したら問題なく稼動しました。

純正品でもそうですが、こうしていきなり不具合が
発生することもあるので、
なるべく頼りすぎることなく、また、
遠方へ出かける際には、前もって紙の地図で方角や位置関係を
確認していくようにしています。


そして、これは想像ですが、
もし、購入したポータブルカーナビが
大手家電メーカーの商品だったら、同じ国の製造だとしても、

不具合状態や対応はもう少しまともだったのではないか?
経年劣化はもう少し先の話なのではないか?


ということです。

今はいろいろ比較検討して購入できる便利な時代です。
価格で妥協してそのときだけ満足できても、
数年後に差が出ます。
不具合や補修部品の対応や注文で、
ムダな時間や費用が発生します。

どんな家電でも、使い方や目的にもよりますが、
海外製造だとしても、日本全国に支店/営業所がある
会社のほうが、苦情に柔軟に、早急に対応する気がします。
いまどき、お客様もすぐにインターネットで
経過や結果を報告してくださるので、
企業も慎重になっているハズです。

そして、改めて「ブランド」の意味を確認すると、
持っている方のステータスになるだけではなく、
その商品を製造した会社の「自信」であり、
そこが、価格の差です。
購入、という多額の投資をしているので、
購入者はそれ相当の主張ができます。


カーナビや家電製品の選択で迷っていらっしゃる
方々への、なにかヒントになれば幸いでございます。

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