クレセント錠DIY

先日、サッシの鍵がビミョーに甘くなっていることに気づきました。
矢印の部分(取手)手応えがなく軽いというのは心もとないものです。

これがうっかり中途半端ですと、
かけたつもりが外れて防犯上良くないことになる可能性があります。


とにかく分解してみようと観察してみると、溝がありました。
これを見たらとにかく開けてみよう
という気になるあの溝です。
ワクワクしながらマイナスドライバーを手にします。
これに限らず、傷つけたくない場合は薄い布を巻きます。


慎重に開けると、案の定、ネジが出てきました。


ここで自分は喜々として(ネジは失くさないように、くらいのことしか考えず)
ネジを外したのですが、あとで調べたところ、
場合によってはこのネジはもっと慎重にはずさないと
とんでもないことになる、
ということがわかりました。参考にさせていただいたのはこちらです。
ザ・カギ堂の公式通販サイト

部品を外すと、中から落ちてきたのがこちらです。
金属疲労?で破損しています。片側も伸びてます。


これはひょっとして全部交換よりはバネさえあれば
なんとかなるのでは?と、それでも在庫あるのか半信半疑で、
近くのホームセンターに行きました。

店員さんに破損したバネを見せて、場所を教えていただきました。
たくさんありましたが、なんの知識もない自分は寸法と太さを
目分量で測って、同等のものを探しました。
2個入りで148円(税込み)。
丈夫なように太いほうがいいかなと思ったのですが
重くて動かないと困るので極力同じサイズです。


帰ってさっそく指で装着しようとしましたが固くて無理だったので、
先が細いペンチで、それでもクククと声を出しながら、
矢印の部分に装着しました。
そしてまたネジを締め、マイナスドライバーではずしたフタを
押し込むと、クレセント錠は、再びめでたく稼動するようになりました。

ネジが想像以上に固かったのでキツイかな?と思ったら
快適に(かえって軽く)なおかつシッカリと鍵が締まるようになりました。


さらに後日調べると、業者から見積もりをとった方のお話では、
クレセント錠全交換で工賃込みで
22,000円
だそうです。

ホームセンターでは汎用タイプ(装着ネジを既存の寸法に合わせて動かせる)の
クレセント錠も販売していましたが、1,000円以下でした。

今回も、交換するなら全部!もっとカッコイイタイプで!
という方にはお勧めできないDIYですが、

鍵がどういう仕組みになっているか、
単価はどうしてそういう単価か、

を知っておいても損はないでしょう。

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