夏にお勧めの駄菓子

幼少からかなりお世話になったこのお菓子。
おなじみすぎて申しあげるほどでもありませんが
森永のラムネです。


先日気づいたのですが、原材料名のぶどう糖につづいて、
「タピオカでん粉」と記載があります。
最近は、ぶどう糖は疲れに効果アリということで
このラムネが話題になりましたが、
ご注目いただきたいのは、このタピオカです。


ぐうぜん読む機会に恵まれた本、
「南溟記(なんめいき)
-ラバウルに果てし霊(みたま)よ安らかなれ-」
:マラリアで死にかけたが生還した方の手記には、

「多くの兵隊が激しいマラリアと闘いながら
生き延びることができたのは、
椰子とタピオカに負うところが大きい」

と記載があります。




暑さでぐったりした時は、このラムネと水分で
回復も早くなるかもしれません。


ところで戦争に関する本に関して、戦争児童文学も含め
複数読んできましたが(今後もそれは続くのですが)
ひたすら嫌いな食べ物を遠ざけるように
「戦争はダメだ」の一点張りで事実も創作も関係なく
利益を出すために大量に出版したものと、
こうして生き抜いた、だからおまえもこうして生きろ、と
背中を押す内容に分かれます。

ベストセラー本を選んで読むのはたしかに楽です。

歴史的事実を正確に知りたいときや先人が伝えたいことを
そのままガッチリ受け止めて伝えていくためには、
できればその時代に生きた方々の著書を選び、
さらにダメ出しで終わる内容か、
生きるための知恵を授けてくれる本かを見極めて読むのも、
正しい読書の方法ではないかと自分は信じています。

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