はたらくのりもの

8月17日に飛来した県警ヘリコプターのはまかぜです。
数回周回されていきました。



神奈川県警察航空隊機体・装備品の紹介のページで詳細をごらんいただけます。


ところで、いずれかのヘリコプターを使用して、過去に
県内の高速道路の側道を走る車やバイクを取り締まった件について、
「税金の無駄遣いだ」と指摘したメディアの記事を
ごらんになった方も多いと存じます。


自分は、別の県ですが、「パラグライダーが落ちた」と通報があったと
県警と県のヘリコプター、パトカー、救急車が駆けつけた現場に
居合わせたことがありました。
何度も周回、確認されましたが、結局

「誤報」

ということでお帰りになりました。


例えば、走行中の車の運転手さんが車外の景色を眺めていたら
目の前の「パラグライダーが落ちた」ように見えて
携帯電話で通報したとします。
車にお乗りの方々はそのまま通り過ぎます。

そしてパラグライダーの方はたいしたケガもなく
片づけてそのままお帰りになったとします。

通報された方が現場で待っているわけでもなく、
そこが地図で番地もないようなところで雑草が生い茂り、
見通しも悪いところだったら、空からの探索でないとムリです。

通報した人がその場にいなくても、
まず現場に向かうのが基本だそうです。
そういうことが年に何回あるでしょうか、
なかなかシビアな仕事場です。

《参考画像》

もし「無駄遣い」、と思われる方がいたら、
こういった新聞やテレビに出ない救助行動をチラと思い出してみてください。

コメント