情報ツールとしての本

最近は書店ではなく図書館通いが多いのですが、
書店でなくても本が目につくところがあります。
それはバーゲンブック売り場です。
スーパーやホームセンターの一角に不定期に設置されます。

そこで先日、出会ったのがこちらです。


戦闘機、爆撃機、偵察機など種類ごとに各国ごと
写真とスペックの一覧で見ることができます。


巻末には五十音およびアルファベットの索引と用語集があります。
詳しい方には物足りないかもしれませんが、初心者には親切な設計です。



これで800円は他の本と比べても濃い(個人所感)です。
さらにバーゲンブックなので、新品なのに410円で購入できました。


そしてたまたまこういう記事を見つけたので、さっそく調べてみました。

京都新聞:特攻準備の証拠、大津空に未配備の爆弾 米で記録写真発見


該当の機種が、しっかり、わかりやすく載っています。


もっと深く掘り下げた内容を知りたい/ご存知の方も
多いと存じますが、自分はこのくらいで大丈夫です。
いま知りたい!のは、少なくても良いから、
正確でわかりやすい情報なのです。

そんなものインターネットで調べれば?

というご助言もごもっともですが、
たとえば無料の百科事典的なところでは、内容は変動します。
自分もたまに参考にしますが
「誰でも書き換えることができる」
のは引用としては心細いので、なるべくそのサイト以外で探します。

本にももちろん誤記はあります。
ただ、無料で誰もが見られる情報と、
著者が長い時間や年月をかけて調査したかもしれない
情報とは、根本的に異なります。


その百科事典的なサイトで、ある人物の経歴を
調べるとします。
その人がなにか悪いことをして、
新聞に載らなくてもその事実を知っている人が、
行いや結果などを書き込んだとします。

それをまた別の人が前科もないクリアな経歴と修正したとします。
また誰かが書く。誰かが消す。相手が見えない攻防が続きます。

全部信用するな、とは申しませんが、まるごと「うのみ」にしないよう、
文字どおり「参考」ていど、にされることをお勧めします。

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