夜行性の金魚

金魚はそもそも縄張り意識が強いのか、
後からはいってきた金魚を執拗に追い回すことがあります。
経験から申しあげますと、雄どうしだとその傾向はさらに顕著です。

ヒレの大きな、優雅なかんじの金魚では
泳ぎ方や速度も異なります。
気の強い他の金魚に日々追いつめられたあげくに
疲弊して気の毒な結果に終わることがありますので、
複数で飼う場合は、既存の金魚と同じような形、すなわち
体型にムダのない、追いつめられても逃げ足の速い金魚を選ぶのも
飼い主の心労を減らすコツです。

今回はかなりそのへんを考慮して覚悟もしていましたが、
今回は先輩後輩でうまくやっているようでひと安心です。


ただし困るのが、大きい方(日の丸金魚)が、
昼間はおとなしく底のほうにじっとしているのに、
深夜の2時、早朝の5時くらいに、水面でパクパク始めます。
水温が比較的あたたかいと3回になることがあります(泣)
なにか音をたてればゴハンくれるかも!と考えているところは
どうせ魚ジャン、とあなどれないところです。

なお餌ですが、やはり「食いつき」が良いものと
しかたなしに食べる感のものがあります。
高価な餌だからよく食べる、とは限らないようです。
じつは100均の餌で妥協していましたが(汗)
個人的にはもっとも食いつきが良いと感じています。

なんとなく苦労も多いですが、慣れればそんなものです。
生き物の面倒を見る、というのは、
おそらくいまどきの教科書では教えてくれない貴重な経験ですので、
あらゆる年代にお勧めしたいです。

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