ゴミを落とす人と拾う人

本日は、歩いて買い物に行く途中、歩道にゴミが落ちていました。


誰かが拾うから、と理解して捨てるのでしょうか。
…などということは、落とした方は一瞬も考えることもなく、
まるで息をするようにゴミを落としていくのでしょう。

少し前には、歩行者の若い男性が、
大きな買い物袋ごと平然と歩道に落としました、
…というより置いていくのを運転中に見ました。
自分は車を降りて、
「落としましたよ」
と言うべきでした。今も心残りです。

この「町に落ちているゴミを拾う」という行為、
簡単に見えてなかなか難しい。
動作的には問題ありませんが、例えば流行の風邪やインフルエンザに
かかった人が落としたら…

自分はある町のゴミ拾いに参加した際、
手袋はしていましたがマスクはしていなかったせいか、
翌日以降、今までかかったことがないような発熱と症状で
苦しみました。だから決しておおげさな心配ではありません。

ちなみにゴミ拾いというボランティア活動、
人がやらないことをやる、人の苦労を知る、
などの意義ではとても尊い事業です。
しかしその危険を考えるとかなりリスキーです。
遠くで眺めて、ひどいときには売名行為などと
軽く判断するべきではありません。

ゴミをところ構わず捨てる人びとのこどもは、
真似してゴミを落とすでしょう。
しかし親がゴミを拾う人ならゴミを拾うおとなになるでしょう。

この写真を見て、今からでも、

「ゴミは持って帰ろう」

と決心する方がひとりでも増えることを祈ります。

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