デザイナーという仕事

あるアーティストさんの写真SNSのスクリーンショットです。
左側は自分が描きました。


指示された内容は、丸の中に色と弦(手描き風)で、
複数製作して提出しました。

もしそのアーティストさんの曲を聴いていて、
ご本人とお話する機会があれば、
また異なる結果になっていたかもしれないと想像すると、
絵を描く、という行為は、無数の結論に結びつくという意味で
おもしろく興味深い世界です。

商社や代理店的な業務も含めてデザイナーさんと
呼ぶということがよくわかりました。勉強になりました。
自分にはそういう芸当は難しいです。
(ちなみに、人の上に立つのが単に好きな人と、得意な人とは
また異なります)

ここで役に立つとは夢にも思いませんでしたが、
改めて、色に関係した勉強(それにともなう資格も)を身につけていて
よかったと感じます。

余談ですが、資格取得へ向けての勉強というのは、
教材や講習にお金をかければどうなるものでもありません。
ご自分で書店またはネットで本を購入して読んだり、
図書館で勉強すれば試験に合格する可能性は充分にあります。
いっしょにがんばってみんな仲良くゴールしよう、という世界にいては
なにもできないまま終わります。

そしてご存知のように、資格というのはそこで終りではありません。

「戦争論」のクラウゼヴィッツは、
「目的」と「目標」を混同してはならない、と説いています。

資格はあくまで目標であり、目的とは、「自分で稼ぐ」ことです。
合格証だけでは電車に乗ることはできません。
資格取得のために勉強した内容を実際に生かして、
いただいた給料で電子マネーにチャージして、
そこで初めて電車に乗ることができます。

ここの解釈を間違えると、資格取得に惑わされて、さらに
お金払えばなんとかなるのか、という錯覚に陥り、
貴重な金銭や時間をムダにしてしまうこともあります。

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