違反を取り締まる理由

免許更新の手続きに行った際に
いただいてきたパンフレットです。

連休や週末、遠方や楽しいイベントなどに
車やバイクで外出する際、万一
違反!
ととがめられて楽しい気分が
台無しにならないよう、
たまには愛車を見直しされてみてはいかがでしょう。








違反を取り締まる、ということはすなわち
官公庁がむちゃくちゃ実績を上げようと必死になっている、
と解釈されている方も多いでしょう。
取り締まることにはもっと深い意義があります。

たとえば灯火類、本来ブレーキランプが赤く表示されるところ、
クリアレンズで赤い電球の点灯が日中はわかりづらい、とか、
そこへさらに粗悪品の電球を装着したばかりに
赤が薄くなってピンクやもっと薄い色になった場合、
後続車両がブレーキに気づくのが遅れて追突する可能性もあります。
違反よりもっとひどい後遺症に悩まされることもあるのです。

この灯火類に関しては、夜間走行中、
後部ナンバー灯が切れていたことに気づかず、
検問で呼び止められて、さらに運転免許証を偽造していたことが
即時判明してそのまま連行された男性がいました。

ちなみに免許更新時の講習では、
負の経験値の蓄積
についてビデオで学習しました。

その人も最初は、しょせん赤信号は暴走して突っ切れば
どうってことない、から始まったのでしょうが、
そういう「自分なら大丈夫」という根拠のない自信の蓄積が、
ある日大きな代償となって戻ってきたわけです。

運転免許証をやっと手に入れた方々、
すでに長い期間運転されている方も含め、
自由に遠くへひとりで行ける楽しみ、喜びもわかりますが、
人に迷惑をかけない、と心にストップをかけることも忘れないでください。

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