帰ってきた落とし物

先日、ICカード/電子マネーのPASMO(パスモ)を落としましたが、
無事に手元に戻ってきたので、
それまでのいきさつをご参考に記載しておきます。

これに限らず、落とし物というのは、少なくともこの国では、
どなたかが拾って届けてくださるものなので、
どうかあきらめないでください。

1月21日(土)横浜駅構内でPASMOを落とす。

1月22日(日)地元の駅で紛失届けを提出(身分証明書持参)。
       この時点で落としたPASMOは使用できなくなっています。

1月23日(月)身分証明書と受取用紙持参の上、
       再発行手数料とデポジットの1,010円を支払い、
       再発行されたPASMOを受領。
       紛失前の入金済み分(残高)を確認=未使用

1月24日(火)県の電子申請でID登録、落とし物をした届出(遺失届)入力。

1月25日(水)横浜駅管轄の警察署から落とし物が届いているとの電話連絡。
       4月22日までに会計課に来るように、その際に指定の番号を
       申し出るよう指示受ける。後日、A4書類1枚も封筒で送付される。

2月8日(水)警察署へ。書類記入の上、受取完了。

受け取ったPASMOは使用不可になっているので、
再発行手続きをした地元の駅へ持参(返却)、用紙に記入の上、
身分証明書掲示でデポジット費用の500円を受領しました。

電子マネーの便利なところは、
紛失時に使用不可になるというところですが、
幸いにも、

落とし物を自分のものにしてしまえ!!

というかたにはめったに会いません
今後も会わないでしょう。
どこにもそんな根拠はありませんが、
そうして永年、秩序を保ってきたことは自慢してよいでしょう。

それと、自分が落とし物を拾った際は、落とし主からお電話をいただいたので、
せめてごあいさつ、と考えていましたが、不要とのことでした。

同じような状況で、お礼がしたいのにどうしよう、
と不安になる方も多いと存じますが、
どうか特に深く考えないでください。
もし自分が落とし物を拾ったら、
まっすぐ交番や警察署へ届ければよいというだけのことです。
自分が経験したとおり、確実に元の持ち主へ戻るシステムが
確立しています。

落とし物でなくても、例えば、
困っている方々をそっと助ければよいのです。

そして自分は、今後は落とし物をしないように
今まで以上に注意するようになったり、
(無意識に)工夫するようになるでしょう。

PASMOといっしょに落として、戻ってきたテレフォンカードです。
冷静に考えると、落としたもの以上に経費がかかっている
気がいたしますが、せっかく拾ってくださった誠意を無駄にしないために
できる範囲で確実に取り戻すことも大切なことではないでしょうか。

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