遺品の再利用

身内が逝去して、いろいろ遺品を整理している段階におります。
ほとんどが廃棄するものばかりです。
これはどうしよう、もったいない、と悩むような高価な品や
お会いしたこともない親戚が押し寄せてくるような
土地や財産と呼べるようなものもないので、そこは楽です。

また整理しながら、自分の所有物も必要/不要を
はっきり区分けできるようになってきて、
そこも良い機会になった気がいたします。
生きていくために必要なもの、こだわるべきものは
思ったより少ないのです。

それでも遺されたものの中で、もしかしたら使えるかも?
というものがいくつかあります。

例えば、メガネ。
個々に視力は異なりますので、レンズは廃棄するしかないのですが、
フレームは再利用が可能です。
それも新規に買ったらなにげに高価なチタンです。

これは運転中の度付きサングラスに最適かも?と、
フレームをメガネ店に持ち込み、視力を再度計測して、
さらに運転中に活用できるよう、着色レンズを選んで
加工していただきました。




いかがでしょうか。
こういう大きめで、80-90年代のような、
「うわーこれはダサイ」感たっぷりのサングラス風メガネ。

視界が広く、重そうに見えてチタンなので軽く、
レンズ色も濃すぎないので、トンネルに入ってもあわてません。
個人的には「こういうのほしかった!」感があります。

ただし男性用なので、矢印部分を自分の顔に合うように
曲げていただきました。
こういうキメの細かさは、インターネットのショップでは
難しいでしょう。


ところでメガネのフレームで、純金製でウン十万円するタイプがあります。
ゴージャスで、持っていたらそれだけでステータス、
のハズですが、重い上に柔らかいので変形しやすいということです。
メガネは日々使用するものですから、
ここは軽くて丈夫なチタンフレームの選択が正しいでしょう。

なお、身内の逝去に関してはお伝えしていかないといけないことも
多いので、また後日、改めてご報告させていただきます。

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