えすがたあねさま

内容がだれにでもわかりやすく、すばらしい絵とともに
視界と心に飛び込んでくるのが絵本です。
表紙もページも分厚いので、何回読んでもめくっても大丈夫。
機能性でもすぐれています。


えすがたあねさま、または「絵姿女房」という昔話を
読まれた(または聞いた)ことがある方は多いでしょう。
自分は絵本で、さらにこの昔話が好きになりました。

女房が好きすぎて、仕事が手につかなくなるあにさん。
見ているこちらまで幸せになってきます。




そのままフワフワと過ごさず、このままではいかんと機転をきかせる女房。
幸せな日々を、金と権力でもってあっさり奪ってしまう殿様。
そしてその賢い女房のおかげで、結末はあざやかなどんでん返し。

ちなみに女房は、半押しかけ女房だとは知りませんでした。
地方によってはさまざまな展開があるようです。

風刺と教訓たっぷりの絵本
「えすがたあねさま」
こどもからおとなまで、多くの方に読んでいただきたいです。

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