嘘は泥棒の始まり

先日の読売新聞の記事です。
話題の二重国籍の件が短くわかりやすく客観的に書かれています。


なぜここまで叩かれているか。
国会議員は日本人でなくてもなれることに
驚かれた方々が多いだけではなく、
ここまで至った経緯がとにかく紆余曲折で、
議員が国民に嘘をついた
という決定的な事実が
さらにことを大きくしています。

蓮舫議員が
「息を吐くように嘘をつく」
と声高に叫んだのを覚えております。
あれはなんだったのでしょうか。

「嘘は泥棒の始まり」
と、わたしどもは幼い頃から無意識に守ってきました。
法律ではなくても当たり前の常識として
いつも心の片隅にあります。

小さな嘘がすなわち物を盗む行為で違法、ということではありません。
小さな嘘をついて、うまくいったことを覚えた人は、
さらに大きな嘘をついて、人をだますようになります。
まもなく人の命まで軽く扱うようになり、
やがて大きな罪を犯します。

車の運転でもよく言われる、負の自信です。
赤信号で進んでとがめられなかった程度のことをきっかけに、
この程度なら大丈夫、という自信が少しずつ重なって、
いつかは大きな事故を起こすという論理です。

他にも、インターネット上で「むかつく」と書き込むような人が
議員になって、その人が飲んだり食べたり好きなものを買うために
わたしどもは日々働いて税金を納めています。

個性を飛び越えて厚顔無恥でも議員になれるということが
もっと知られて、もっと多くの老若男女が、
政治に関心を持ったり選挙に行ったり意見するきっかけになれば、
それはそれで良い機会です。

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