正しい病院を選ぶには

数日前の、読売新聞の記事です。


問題のある医師に指導/改善勧告したところで、
その医師はその後どうなったの、というのが、
氏名や内容も非公表なので、
患者の立場からはまったくわかりません。

うちうちの判断のうえになあなあで済ましているような
印象さえあります。

病院や医師は、イチカバチカで選ぶものでしょうか
せめてこの病院は、医師はダメ、と情報を共有できる
仕組みがあればいいのですが、病院を検索できるサイトでの
病院に行かれた方々からのコメントは、
「良い内容」しか受け付けないとあります。

病院のお世話にならない生活習慣から抜け出すのは
なかなか苦しいのですが、それでも、
病院に行かない、という選択が一番良いのだと
多くの方々に理解いただきたいです。

大きな大学病院の医師、という肩書きなら大丈夫だ、
と、3週間で退院できることを信じて
身内は亡くなっていきました。
人一倍正義感が強い人でした。

病院や医師を訴えることも可能でしょう。
しかし自分や家族には、時間的/金銭的余裕も
ありません。
しかし、憎しみという感情を永年引っ張ったり
またそれを人にぶつけたり、
前へ進めなくなるのは、故人がもっとも嫌うことで
あるような気もいたします。

ちなみに主治医の方からは、2ヶ月過ぎた今も、なんの連絡もありません。
出てきて謝れ、ということではありません。
せめて、
「お気の毒でした」
とか
「たいへんでした」
のひとことがあれば、また遺族の感情も変わっていたでしょう。

これ以上、身内のような亡くなりかたをする人が
出ないように、少なくなるように祈っています。

病院に入院したり通う際には、
経験ではなく、薬や過去のデータだけを頼りにして
患者を診るような医師に遭わないように、
心から願っております。

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