読者投稿欄比較

先日、たまたま、4月の毎日新聞、読者の投稿欄を
読む機会がありました。


この類いはたいていどの紙にもあります。
どういう基準で投稿の内容を選択されているかは存じませんが、
もしも「こういう意見もあるぞ」という客観的な立場なら
真逆の意見も掲載してもいいようなものですが、それがないので、
≒(ニアリーイコール)その新聞社の見解を代弁する欄、
と個人的には解釈しています。

投稿された方は、
やった! 投稿を採用してくれた!
自分の意見は正しかった!

と自信を持つだろうし、
双方にとって得な(嫌いな言葉ですがWin-Winの関係)と
個人的には解釈しています。


いつも同じ新聞の同じ欄を読むよりは、たまには
読んだことのない新聞を読んでみることをお勧めします。
え。こんな考えをする人がいるのか!
という新鮮な驚きや喜びにあふれています。
自他ともに「客観的に冷静に眺める」行為はなにげに大切だったりします。

本能やいままでの自分のおこないと照らし合わせて、
そのとおりだ!と思えば素直に従えばよいし、
なにか違和感を感じたり、ちょっと違う、と思ったら
すぐに身を引けばよいのです。

大きなお世話ですが、お金を払って購読しているから
信じたいお気持ちもわかりますが、
◯◯新聞に載っていたから、
友だちや同僚がこういったから、
とずるずる流されることがないようにしていただきたいです。

なにも考えないでいると、この意見に賛成した、と
勝手に解釈されて、利用されたり、いいカモになるおそれがあります。
なにとぞご注意ください。

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