命日に思うこと

身内以外にも「納得いかない死」というのは
無数にあると日々理解していく途上ですが
こちらの方も例外ではありません。

早いもので亡くなってから10年、
レーシングライダー阿部典史さん。


過去にツインリンクもてぎで撮影した画像です。
たしかドンヨリ曇っていて、どんな場合も天候がサエないときは
イマイチ盛り上がりに欠けますが、
この方が最終周回後に手を振って声援にこたえていた場面だけは、
パッと明るくなった気がしました。

自己満足に陥りがちなこの世界、レース終了後、
それも疲労感いっぱいな状態で手を振る選手を見ると、
あぁプロフェッショナルだなと感じます。

亡くなった、と知ったとき、あれが(あの写真が)
最初で最後だったと少し驚いてボーゼンとしました。

そして、本日出会う人とはこれで最後かもしれない、
という前提に立つと「あとで」「後回し」「あとでメール/ラインで」
というのは排除するべきと考えるようになりました。

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