国語の授業と教科書

中学1-3年生の国語の教科書に掲載されている文学作品の一覧です。
2012年現在ですが、今も内容は変化していないと思われます。






「黒い雨」と「走れメロス」のベストセラー?状態は
とにかく長期に渡り、驚きを隠せません。
しかし自分はそれぞれ一字一句も思い出せません。

冷静に振り返ると、文学作品や詩を読む行為とは
あくまで趣味の分野で、成績の基準を求めるなら
せいぜい作者と作品の照合だけでよかったのではないでしょうか。

十代の多感な時期に小説や詩を深く読まされてさらに思い悩むより、
漢字テスト、習字、論文(文章を書くチカラ)など創造力を伸ばす内容で
国語の授業は十分な気がいたします。

いまどき漢字が書けない、読めない、読める字を書けないと、
損なことが多々あります。
見た目がしっかりしていても拙い文字のために
人格を誤解されるのはとてもオシイことです。

教科書に出ているからとそれが優れた作品とも限りません。
その「優れた」にしても基準は個々に異なります。
100人なら100人、同じ本を読んで同じ感情になるかどうかは
まったくアテになりません。
そのうえ、これはこうだ、と考えを押しつけられて
その後の人生に良い影響を与えたでしょうか。

さらに個人的には、読むなら事実に基づいた文書をもっと読むべき
だったと深く反省しています。
小説を読むのは逃避行為です。もっと現実に向き合い、
それに打ち勝つ勇気とチカラをつけていくべきでした。

読まなくてよい小説を読んでしまった時間を
なんとか取り戻したいとジタバタしている日々を送っています。

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