避けられない経年劣化

ホンダフィット(GD3)のドアミラーのこの部分は、
経年劣化で塗装がパリパリと落ちてきます。
同世代のフィットをチラと横目で見ると
やはり同じようなかんじで、同病相憐れむの気分です。


そこで晴れた土曜日に、いっきに塗装しました。


まず、マスキングテープ(工具)で周囲を囲み、さらに広告などで
塗装しない部分を覆います。
塗る順序としては、プラサフ→同色のスプレー→クリアスプレーです。
できればいずれもしっかり乾燥させてから塗り重ねて、さらに
金属以外の場所なら、最初にプライマーで下地を作るのが理想です。

ハミ出してしまった部分はペイントうすめ液で拭き取りました。

「売る」ことを前提に乗る方にはお勧めできませんが、
自分で面倒を見る、というのはなかなか楽しいものです。

車に限らずモノというのは経年劣化を避けることは不可能です。
車を売る側としては、シャッターつきのガレージ保管が基本(理想)らしく
塗装が不十分ということではなく保管や管理が問題になります。
指定の純正品を使用せず発生した不具合も対応はしません。
また、自分でなんとかしよう、というDIYは自己責任が基本です。

自分のように後々余計な苦労をしないためには、
できれば屋根だけではなく紫外線や風雨など、
天候などから避けるためのもの=
すっぽり覆うカバーで隠すことをお勧めします。

さらに、いまどきGoogleストリートビューでは、
どこにどういう車があるか一目瞭然です。
家だけでなく車で資産を予測するのは簡単です。

自分は人を裏切らないし他人もそうだし近所は仲良しだし安心、
という時代が再来するのは困難でしょう。
経年劣化を先延ばしするだけでなく、
人々を余計な考えに走らせないようにする工夫の一環として、
車を簡単に見えない状態にすることをお勧めします。

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