公共放送と受信料

先日の読売新聞の投稿欄です。




多くのタレントの方々がウマーイ!と叫ぶ、
ありふれた民放番組を避けてチャンネルを変えたのに、
静かに地方の生活や自然を眺めたいだけなのに、
受信料が発生する公共放送で、民放と同じような内容では
正直申しまして、もう、ウンザリです。

基本的に、モノを買う際には対価(金銭)を払います。
受信料の使われ方は、自分が欲しいもの以外の商品まで
(使う/使わないは関係なく)有無を言わせず、
大量に買わされるのと変わりません。

衛星放送の有料チャンネルは、
契約をして金銭を払って見ることができます。
契約していない番組は、スクランブルや砂嵐でも
そういうものだと理解できます。

できれば、ニュース+地方取材番組(声と出演はアナウンサーのみ)
で◯◯円、という契約と価格設定にならないものでしょうか。

自分が見ない時間も(深夜も)延々と放送は続き、
興味ないタレントが大勢出演して、
それも興味ない話題で発言したり論議したり、
かと思うと内容や字幕が「間違っていました」と謝罪したり。

とくに自分は毎朝ラジオ体操をするために、
ラジオのタイマーを6時にセットしています。
じわじわ起きる準備をしながら聞いていると、
ラジオ体操の前後に、時々、思想が異なるので
見たり聞いたりしないようにしている方々が
出演されることがあります。

全く個人的ですが、さわやかな早朝が台無しです。
ミュートやブロックなどの設定ができるツイッターは便利ですが、
ラジオではそれができません。

意見が合わない、と正面からぶつかるより、
そもそも衝突を避ける=全く接触しない、というのも
尊い手段と自分は考えています。

生活困窮者の救済手段であるなら、自分で寄付する団体を
選んで自分の意思で寄付する権利があります。
自分たちの受信料が、苦手だと感じる方々の糧になることでも、
世間とはそういうもの、と納得する方がいらっしゃるのでしょうか。

番組選択が可能で相応の料金で、という契約や受信形態になることを
心から強く願います。

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