夕食時の訪問者

先日は、さあ夕食いただこう、と身構えると、ピンポーン、と。
たまにやってくる宗教の勧誘でした。


夕刻はどの家でも、夕食の準備や食事中などで
あわただしい状態ですが、そこへあえて来る、という
配慮のなさは、だいたいどんな相手かというのは想像できます。

同じ年配の方では、少し前に歩行中にすれ違った方のほうが
(ちょっと寒そうでビックリしましたが)神々しく見えました。


いずれにしても、のぞき穴またはカメラで訪問者を確認できるのは
ありがたいです。それでもなお、
「ちょっと出てきてくれませんか」
と、人を最初からバカにして、さらに訪問営業のありかたそのものを
疑いたくなるような申し出をする方もいらっしゃいます。

自分はたいていは
「今は手が離せません」
で帰っていただいて、顔を見せることもしません。
相手はプロフェッショナルですから、会った人をどのように
言いくるめるかをしっかり習得しています。

「人を見たら泥棒と思え」
とはこの平和な時代に極端に聞こえるかもしれませんが、
いろいろ経験してくると、ほんとうに腹を割って話せる人々のほうが
少ないし、それでもなんとか生きていけることがわかります。

SNSでつながった人数が多いからと人望が厚いとは限らないし、
インターネットをきっかけに知り合った場合も
仕事や遊びで楽しく交われてよかった、と思える人々もいれば、
会わなければこんなことにはならなかった、
という方もたくさんいらっしゃるので、くれぐれも注意ください。
自分が良い人なら相手も良い人、とはまったく根拠のない思いこみです。

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