科学万博 つくばEXPO '85

筑波、というと学園都市のイメージですが、
過去に巨大な規模で展示会「EXPO '85」が開催されたのを
ご存知でしょうか。

いまどき展示会というと専用の会場に集まるのが通例ですが、
当時はその期間だけのために企業が個々に施設を建立しました。
ぜいたくな時代でした。

当時の絵はがきを入手したのでご紹介します。













これだけ華やかな世界がほんとうにどこへ行ってしまったのか、
じつにはかなく空しいのですが、画像の上から3番目、
歴史館の右上の、らせんでできた八岐大蛇(ヤマタノオロチ)
のモニュメントは、無事出雲へ帰り、その勇姿は
たたらと刀剣館
で画像を検索するとご覧いただけます。

詳細を教えてくださったのは、こちらのページです。
2005年の科学万博(4) つくば科学博~EXPO'85~から20年

最先端の(はずの)技術が手際良く?あっさりと片づけられた一方で、
工芸作品は廃れることなく今も力強く生きています。
芸術の力強さ、底力を思い知った気がいたしました。
ここはやはり神の国です。

ちなみにそのヤマタノオロチの左下に構える
須佐之男命/素戔嗚尊(スサノオノミコト)は、
滝平二郎さんの作品のような気がするのですが、
その事実と、このモニュメントの行方をご存知の方は
いらっしゃいませんか?

コメント