「後援」の意味

たまにポスターやチラシなどで、後援:市町村/教育委員会という
一文をごらんになったことがあると存じます。
どういうイメージを抱かれるでしょうか。

厳密には「主催」「協賛」「協力」とは異なります。
後援とは金銭的または労働的支援ではなく
その団体が社会的信用を得るために、
単に名義を貸すということです。

「後援 名義」
で検索すると、各市町村や教育委員会の、「後援」の
申請方法が各公式サイトで閲覧できます。

たとえば千葉市公式サイトのスクリーンショットです。


「後援」というと個人的には重々しい気がしましたが、
そのシステムは意外と単純でした。

どなたでも申請することが可能で、さらにその申請が通れば、
誰でも公共団体後援、という一見力強い後ろ盾を得られます。

先日は、市内の公共施設で、あるチラシを入手しました。


一番下に市と教育委員会が後援、とあったので、
市に電話したところ、詳細は「お問い合わせ先」に直接聞いてください、
という前置きにつづき、
「場所と出発式でのあいさつで『後援』です」
ということでした。

自分は最近は余裕もなく見に行くこともできませんが、
個人的には「核兵器反対」や「平和」よりも、
日々交通ルールを守らない方々による事故や被害、
オレオレ詐欺関連のほうが人数的には多く身近で
許しがたいと感じました。

他県や隣接地にお仕事に行かれていると、
地元で起こっていることに関しては意外と無頓着だったりします。
たまには地方紙などをごらんになって状況を把握したり
興味を持たれることをお勧めします。

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