簾で夏を乗り切る。

簾(すだれ)は去年の夏まで、部屋の内側に下げていましたが、
今年は部屋の外、フックで網戸に固定しました。
網戸を開けると一緒に動くので邪魔になりません。


ここからは個人差がありますが、 なによりも風の通り方が変わったような気がします。
先人の方々は、実に賢く夏を乗り切る知恵を
残してくださいました。

日除けの布(シェード、オーニングなど)は
試したことはありませんが、
(メーカーや個人にも違いはあるのでしょうが)
薄手の遮光カーテンでも、ここまで風は通りませんでした。

さらに、霧吹きスプレーで水をかけると、
わずかですが風が冷たくなった気がしました。
気化熱で温度を下げる、打ち水の要領です。


冷房をあえて使わないのは理由があります。

会社員の頃、1日中冷房の中にいて、疲れやすい、
病気になりやすい体質になってしまいました。
冬でもないのにわざわざ上着を着たり膝かけをしたり、
今思うと普通ではありません。

しかしそれ以上に、なにかの災害で、今まで当たり前にあった
電気/ガス/水道が断たれた場合、やはり節約した生活の方が
衝撃が少ないようです。

今回の西日本豪雨の災害で、
避難生活をされていた方へのインタビューで、
「冷たいおにぎり」
とおっしゃっていた方がいました。

せっかくいただいたものを「冷たい」と言わないですむように
日頃から鍛えよう、生きていくのに不要なものは買わない、
と感じたのは自分だけでしょうか。

しかし暑い中我慢して頑張りすぎて、
熱中症になっては本末転倒なので、
早朝から作業したり、昼寝して体温を下げるなど工夫をしています。
暑い、つらい、と愚痴を言うのは簡単ですが
必ずそこには賢く乗り切る方法が存在します。
賢く生きましょう。

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