さくらももこさんと富士山

一度も使用したことはありませんが、
経年劣化で黄色っぽくなってしまった
バッジが手元にあります。



平成12(2000)年、さくらももこさんの著書
「富士山」を購入した際、
封入されていた応募要項でハガキを書いて送り、
当選して行ったトークショーで、
終了時にご本人から手渡しでいただいたものです。

数日前にさくらももこさんの訃報を聞いて、
取り出して眺めてみました。

トークショーで初めてご本人を拝見した時、
まさしく大人になったちびまる子ちゃんだ!
と感動したのを覚えております。

そして質問コーナーで知ったのが、あるタバコを吸われていたことです。
聞き慣れない、ダントツでニコチン/タール量が高い(で有名らしい)
ブランドでした。
うろ覚えですが、質問した男性は、「自分と同じ」と
喜んでいたように記憶しています。

現状は全く存じませんが、
著書にもあるように人一倍健康管理に気を遣われていた印象だったので、
その場にいた方の多くは少し心配になったかもしれません。


誰でも身近な人を亡くすと実感できると存じますが、
悲しいというよりとにかく寂しい感情が押し寄せてきます。
手紙も電話もメールも届かないところへ行ってしまった、
という悲しみ以上に「寂しい」思いです。

自分の今の製作活動にも、何か見えない力を
与えてくださった気がします。
遺されていったものはあまりにも大きい。
おつかれさまでした。

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