中秋の名月

昨日は中秋の名月と聞いて、雲が切れたところで、
あわてて撮りました。


そこで、秋の月にまつわる短歌をご紹介します。

「秋の夜の月にむかひて いのるかな 國の光のまさりゆく世を」
明治天皇御製 明治38(1905)年


ところで自分が後悔しているのは、漢文や古文を読める能力や
手段(辞典や文集など)をもっと大事にすればよかった、
ということです。

もしその能力が健在だったら、先人の方々が述べようとすることを
もっとスムーズに理解できただろうし、
自分で創造する楽しみが生まれたでしょう。

くだらない流行りものの小説を買って読んだ時間が
惜しくてもったいなくて、心から残念に感じます。


ところでいまどきの教科書、重くて持って帰るのが負担である、
という割には、年度内に学習を完璧に終えているのでしょうか。

先日たまたま、中学校の国語の教科書を見る機会がありました。
自分の時代と、読む内容がそれほど変わっていなくてビックリでした。

進化がない、だけならまだしも、
若い時からある小説を無理やり読まされて、
強引に罪を背負わされていくと思うと
学校に行かない、という生き方も大いにアリだと感じました。

賢い親子なら、テストのためだけにテキトーに勉強して、
本来生きていくためのもっと大事な手段を自ら選んで
身につけていくでしょう。

日々創造や工夫の力を鍛えると、
多くの物、事を冷静に判断できるようになる、
と自分は考えています。

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