柴犬は偉大

 夕方のウォーキングでたまに会う柴犬がいます。


柴犬とは、今まで寡黙で「怖い」印象があり、

飼い主に忠実ながらも、

洋犬と異なり愛想も良くないと勝手に決め付けていました。


しかし育て方によっては他人に対しても

心の広い、やさしい犬だと最近よくわかりました。

目を細めて腰や後ろ足を押しつけてくる仕草を見たら、

柴犬が嫌いな人はいないのではないか、

という気持ちにもなります。





















年金生活になったら耳の立った、

いかにもこの国で生まれた風な犬を

飼ってみたいのですが、現実には、

ペットを飼う行為というのは、

金銭的に余裕がないとできません。


今、年金保険を満額払っているとはいえ、

実際にそのとおりの年金を入手できるか、

先のことはまったくわかりません。


さらに今どきの、現役でない60代、70代の方々を見ると、

いかにも「小人間(閑)居して不善を為す」を

見せつけられている気がして、

バカにされて利用されるくらいなら、

自分に何か仕事や作業を敢えて与えて、

ろくなことを考える隙を与えないほうがいいと考えます。


だから今は、昔飼っていた犬を思い出したり、

他人の犬から散歩途中に挨拶してくれる程度が

ちょうどいいのかな、という気もします。

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