冬のハイビスカス

 11月に屋内に入れてからもなお、

ハイビスカスが咲いている。

寒空の下、ここだけ楽園のようで楽しい。

花ひとつでここまで人の気持ちが

変わるものなのだ。


11月~4月初めまで屋内に入れたり、

虫や乾燥に注意したり

春に土を入れ替える(鉢を大きくする)

くらいで、自分にとっては

かなり楽で身近な植物である。








自宅内にはこの他に、

観葉植物の鉢が複数あるが

せいぜい2種だ。

他に身近に置きたいと思う植物はない。

同じものを挿木、葉挿しで

増やすのは実験的で楽しいが、

他の種類に手を出す気にはならない。


知人宅を訪問した際、

大量に飾られた観葉植物を見た。

その後再度訪問した時には、

その鉢はだいぶ減っていた。


何か話題になったり

ちょっと形がよかった、などで

うっかり買ってしまう気持ちもわかるが、

相手は生き物である。

「枯れそうだから」

「飽きた」

と放置されてはたまらない。


家事や仕事が多忙なので

水をやるのを忘れがちであれば、

水やりをあまり必要としない

植物を選べばよい。

無理に相手に合わせる必要はない。

それは人と人との付き合いも

同じである。

自分に合った植物が必ずあるはずである。

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