訪問営業と会わない方法

 家事や在宅ワークで集中している時に、

訪問営業や宗教勧誘で中断されると

非常につらい。


だからある日、注意書きを貼った。

ピンポーン!のボタンを押す時に

必ず目に入るところである。














すると、営業や勧誘関係の訪問は、

ウソのようにピタリと止まった。

最近はもう流行らないと安心していたら、

近所の方が小綺麗な格好をした男女から

聖書を買わされそうになっているところを

見てしまった。

訪問営業は依然として続いているのだ。

効果はあったと考えたい。


ところが、数ヶ月に一度くらいは、

文字が読めないのか、猛者?が来る。


先日の、確か昼下がり。

呼び鈴に続いてモニターを見ると、

若い男性が映っていた。










若い方々の、この根拠のない自信が、

強みになる時もあれば、

面倒ごとのきっかけにもなる。

個人的にはもうそういうのはうんざりだ。


お金や人を舐めているといつか痛い目にあう。

それを忠告されて改める人、

構わず自分の道を進む人。

忠告を続けて消耗するより、

遠ざける方がお互いのためだ。


追い返そうとドアフォン越しに

「なんですか?」

と聞くと

「こんにちは! こんにちは!」

と何回も繰り返す。

案の定めんどくさい。


「今、手が離せません」

と(不機嫌そうに)答えたところ、


「この近くに新店がオープンするので

玄関先まで出て来てくれませんか?」


自分が一番嫌いなフレーズ

「玄関まで出てこい」

をまだ使う人がいるとは。


「チラシを入れておいてください」

と会話を強引に終了させた。


後でポストを確認したところ、

結局チラシは入っていなかった。


「新店オープン」とでも言えば

誰でもホイホイ出てくる、

と自信を持って臨むあたりが

腹立たしいを通り越して情けない。

そこまで世間は甘くない。


せめて彼に思いやりの言葉を伝えるとしたら


「人を馬鹿にしているうちは

出世できると思うな。

仕事を選べ」


若い人を甘やかすと、巡り巡って

後で痛い思いをするのは自分だけでなく

周りの人々、大切な親戚や知人である。

心を鬼にして追い返していただきたい。

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