奇跡の勝利・日本海海戦

 前回に続き、50年近く前の児童文学から

ブ厚い内容の短編をご紹介したい。


自分はこちらの本に出会う前は

日露戦争などに興味がなかった。

しかしこちらを読んで初めて、

秋山参謀の功績やT字型戦法、

Z旗の意味などを知ることができた上に

かなりワクワクしてしまった。


発売当時の本を読んだこどもたちも

同じような思いだったのではないか。


今同じものを発行したら、おそらく発行前から

圧力をかけられて日の目を見ないで終わる。

思えば貴重な時代だったのかもしれない。


現代に及んでも、ロシアに屈服するとは、

仲良くするというのは

いったいどういうことを意味するのか、

若い方々にもう一度考えていただきたい。


少年少女・世界のノンフィクションシリーズ

「世界を驚かした10の出来事」から、

「奇跡の勝利・日本海海戦」

昭和50(1975)年9月発行













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